【第３回】起業仲間のブレイクを見て私に火がついた話

起業して数年。ありがたいことにクラウドファンディングやWeb制作のご相談をいただけるようになり、売り上げが上がってはいるものの安定していないことに大きな課題を感じていました。

心の中にずっとくすぶっていたのは、「これでいいのかな？」という不安でした。
そんな私の気持ちに火がついたのは、起業塾時代の仲間との再会でした。

先にブレイクスルーしたのは私だった

起業塾が終わってから、私はあるお客様との出会いをきっかけ売り上げが大きく上がりました。
そんな中でも、起業塾仲間とはゆるく繋がっていて、情報交換を続けていました。

彼女はすごく気が合う存在で、ビジネスの話もできる貴重な友人。
最近になってSNSを通じて彼女の快進撃が見えてきました。

心から「すごいな」と思う一方で、
「もう手の届かないところに行ってしまったのかもしれない」
という寂しさと焦りも感じていました。

SNSで見た「すごい人」は、何も変わっていなかった

彼女のSNS投稿を眺めながら、正直ひねくれた気持ちになっていた時期もあります。
「どうせ私にはムリかも」と諦めそうにもなりました。

でもある日、リアルで会う機会がありました。

余裕で年収1000万円を超える勢いで大きく変化していた彼女。でも会ってみて驚いたのは、私への接し方は何も変わっていなかったということ。
等身大で、自然体で、優しくて、それでいて「売れてる人特有の孤独さ」も感じていた。

起業して成果が出ても、孤独はゼロにはならない。
そのことに気づけて、私は少しホッとしたのを覚えています。

売れる人の共通点は「逃げない姿勢」

ただ、彼女の“売れている理由”は、すぐに分かりました。

お客さまと真剣に向き合っていたんです。
成果に責任を持つ覚悟が、お客さまとのやりとりから伝わってきました。

私はというと、依頼された制作をそのままこなしていた自覚があります。
成果が出るかどうかは相手次第…そう思って、どこかで責任から逃れていた。
でも彼女は違いました。

「そっか、1000万円を目指すならこの姿勢なんだ」と、私に足りていなかったものがストンと腑に落ちました。

悔しさが「やってみたい」に変わった

彼女は惜しみなく、私にいろんなことをシェアしてくれました。
その姿に救われたし、感謝しかありません。心から私を応援してくれている。

「私もやってみたい」心の底からそう思えたのが、この再会の一番大きな収穫です。

これまでの私は、「成果に関わりたい」と思いながらも、怖くて一歩踏み込めずにいた。
でも、やっぱり私もお客さんと一緒に成果を出して、心から喜び合いたい。
そのために、育成型の伴走支援というサービスにシフトしていくと決めました。

年商1000万円を目指す理由は、「幸せになりたい」から

目標は、2026年7月までに年商1000万円。でも、単に数字を追いかけているわけじゃありません。

自分のサービスに誇りを持てること。
関わったお客さまと、成果を心から一緒に喜べること。
そのプロセスに手応えと幸せを感じられる働き方を目指しています。

あの再会がなければ、ここまで本気になれなかったと思います。
本気で向き合う人の姿は、人の心を動かす。
そして私も、そんなサービスを提供したいと強く思うようになったんです。

誰かの成功が、自分の背中を押すことがある

今、もしあなたが誰かの成功を見てモヤモヤしているなら、それは「自分も変わりたい」という気持ちの現れかもしれない。

悔しさや焦りは、決してネガティブなものではなくて、次に進むための原動力になるんだと私は今回、身をもって体験しました。

これからの挑戦も、このブログやInstagramで記録していきます。
同じように「本気で向き合う支援がしたい」と思っている方に、何か伝わるものがあれば嬉しいです。